心痛めた数よりも不運の数よりも
GR8ESTライブDVDをみました。
事情によりここ数年ライブに参戦できていないので、DVDが初見。
いつもはワクワクしながら再生するライブDVDなのに、すばるくんのいない関ジャニ∞の初ライブということで、今回ばかりはなんだか気が重く「見なければすばるのいるエイトは私の中で永遠なのでは?」みたいな気持ちになる。
とはいえ、既にテレビでは新体制のエイトを目にしているし、なんならライブ中もずっとツイッターに張り付いて皆さんの感想を見ていたし、エイトが初日の札幌からオーラス、追加公演まで進化しつつ走り切ったということも知っている。
でも、やっぱり映像のチカラってすごいし(もちろん生で見るのがまた全然違うのはわかっているけれど)、このライブDVDと自分が対峙できるのか、すごく怖かった。
結果としては、当然だけどみてよかったです。
メイキング。
とにかく立て直そうとするエイトの姿、それを先導しようとする亮ちゃんの姿にヒリヒリした。立ち止まったら、ちょっとでも思いとどまったらダメだ!って自分に言い聞かせているような様子で、何かの拍子に張り詰めた糸が切れてしまうんじゃないか?そしたら本当にもうエイトは・・・と不安になるくらい、本当に鬼気迫るものがあった。でも、ぶつかり合うんじゃなくて明るくいこう、明るくいなきゃ!みたいな雰囲気もあって・・・。
特にバンドは圧倒的にすばるの歌唱パートが多いし、それを振り分けるとなるとどうしても亮ちゃんとまるちゃんの担当部分が多くなるわけで、歌割の様子を見るだけでも大変だなあと思った。でも、機械的に「ここは誰」と決めるんじゃなくて、やりながら「ここいける?」「俺ハモいこうか?」とやり取りしている様子がとてもエイト的というか、一緒に音楽をやってきたって、こういうことなのかな・・・と感じたりした。ひなちゃんが「ここ歌える?」って聞かれて「(鍵盤のパートがあるから)歌えない」ってはっきり言ってたのも、それをスタッフさん含めOKってあっさり受け入れてたのも、いいなあと思った。
大倉担としては、おおくらくんはバンドでは歌割を多く担当することはできないし、新しい歌割に苦戦する他のメンバーをどんな気持ちで見ているのかがすごく気になりました。ギター詳しくないからわからないけど、すばるくんが担当していたギターパートも亮ちゃんとヤスくんで割り振ってるのかなあ?おおくらくんは新しく請け負う部分は物理的にはないわけで、それを負い目に感じてたりしないかなあ・・・とメイキングみてるときは思ったんだけど、今ここに書きながら、いや、そんな苦戦するメンバーを目の当たりにしつつ、音楽的にも精神的にも支えるのがドラムだよな、と思い直し自己解決しました。
すばるの声が聞こえないって本当に衝撃的というか、ありえないと思っていたし、今でもありえないと思ってるけど、それってメンバーが一番そう思ってるし、だからこそそのパートを新たに請け負うっていろいろ思うところがあるはずだよね・・・*1 まるちゃんが「絶対忘れないようにって思ってたのに」って言ってたところ、涙でる。
特に自担の歌唱パートは無意識に覚えてるというか反応してしまうし、だからこそ、あれ?ここおおくらくんだっけ、ああ、すばるくんのところだよね・・・みたいなのが如実に現れがちだなと思った。
大倉担的には、ER2かなあ。おおくらくんにすごく合ってるなとも思ったけど、本編見たあとに意を決して原曲(っていうのか?)を改めて聞いて、すばるくんの声を聴いたときになんか説明のしようのない涙が出てきたよね・・・
なんだろう。いやすばるどこ行っちゃったのー!っていうのはもちろんだけど、彼ら自身、どんな気持ちですばるくんのところ歌ってるのかなあとか、初めてのライブで新たな歌割に慣れない中で当然「すばるくんのとこ」って頭よぎるだろうし、彼に対する感情も出てくるだろうし。一方で、オタもすばるくんのパートには敏感になってるから、歌い忘れても「ああすばるくんのところ」歌っても「ここすばるくんだったのに」みたいな反応になるし、そうなることを彼らもわかってるだろうし・・・みたいな、いろーんな気持ちがブワーッと一気にこみあげてきて、結果わけわからず泣くしかない、みたいになっちゃった。
ヤスくんのこと。
これは映像でみると想像以上にショッキングだった。
結局オタは表面的なことだけしか知らんのだなっていうのがよくわかったし、メイキングにうつってるのだって裏の表面部分(なんだそれ)だけだもんね。そもそも手術のこととか、もっともっと過酷なことがヤスくんにはたくさんあったわけで。
今回のことを経験して、ただでさえ器大きく、人類というか生き物に深い愛情をそそぐヤスくんが、もっともっとでっかくなっていくのかなと思った。なんか、使命感みたいなものを背負うのかなって・・・無理な方向にいかないといいなと思っちゃう。・・・って思われるのが、もう負担だよね。病気やケガを公表するって、オタの余計な心配を引き受けることにもなるんだよね。ヤスくんの愛を素直に受け止めていきたい所存。
あと体調面でいえば、ひなちゃんが力尽きた裏側も入っていてそれもなかなかショッキングだった・・・というか、私、ひとが具合悪い場面を直視する耐性が低すぎる。
隣のおおくらくんもっと早く支えてやってよ(怒)と思ったけど、客の前で大袈裟に心配するわけにもいかないし、ライブの最後の最後でみんな疲れてるし人のこと気にする余裕なかったのかな。ハケたあとも、みんな「大丈夫?」とかかなりあっさりしたものだったし・・・体調崩してる場面なんてメンバー同士だと見慣れてるってことなのかな・・・*2
今回に限らずだけど、演出的な業務を錦戸大倉がやってる姿が今回は特にたくさん入ってて、それも嬉しかったなあ。ヤスくんに声かけしたり、無理してそうなところ二人がかりで止めたりしてる様子とかも、なんか裏方としてのバディ感があった。表では、ヤンマーちゃんがバディ感でてるから、メイキングでは錦戸大倉・・・ほう・・・みたいな気持ちに。
でも、tornやりすぎじゃない?!tornってもっと出し惜しみすべきものじゃないのか?!と思ったよー。何度目だ無責任ならぬ*3 何度目だtornにならないか心配(というか私自身がそう思ってる)だけど、本家tornは実はすごい久しぶりなんだよね。そう言われても全然そんな気がしない。時の流れ・・・
けど、チャリで爆走するtornちゃんは最高だった!!いや最高とかいって、それだけ無理のある移動ってことなんですけど、でもすごいよかった・・・チャリとか何年も乗ってないだろうし*4 よくあんな狭い道走れるな~などと思いました。あと、チャリ移動する錦戸大倉を撮るカメラマンはどうやって移動しているのか気になったw
あとすごいどうでもいいけど、衣装着てのリハのとき、「あれ亮ちゃんだけ私服?誰が何時までに出なきゃとかスケジュールも考えて行動してるようだし、亮ちゃんだけこのあと別の仕事なのかなあ。大変だなあ」と思った場面があったんだけど、そのあと本編みたら私服だと思ったのが衣装だったので、あれ?!?!っと思った。・・・っていう。それだけw*5
本当にいろんなことがあったツアーだったんだね。
ヨコが終始元気なさげなのが気になって仕方なかった。アンコール入ってから笑顔がみえたのでよかったけれど・・・何を思っていたのかなあ。
BJでおおくらくんが突然普通に泣くから、めちゃめちゃ動揺した。ヘブンリ→BJって、まあ普通に泣くセトリではあるけれども・・・てかドラムたたいてるときに泣いちゃうと、ごまかすことできないんだなっていう当たり前の気付き。
そして最後に。
ライブの「ここに」最高だった!
進むんじゃない、進めるんだぜ だよね。
応援しています。すばるくんのことも。